何でもおしゃれに着こなすあの人
「あの人はいつもセンスがいい!」あなたの周りにそんな人いませんか?
特別に個性的なデザインや、バリバリのブランドを着ているわけでもないのに
なぜか垢抜けておしゃれな人。あまりに素敵だから「どこの服なの?」って思わず聞いたら
なんと、プチプラの服だったりする人。いますよね、そんな人。
そんな人が着たら、プチプラだってブランドに見えてしまうんですよね。
一体何が違うのでしょうか?
答えはバランスにあります。そう、いろんなバランスの具合が
ちょうどいいのです。引き算・足し算が計算された着こなしを
ているということなのです。
おしゃれのバランスはいろいろ
では、そのおしゃれのバランスとは具体的にどんなことを言うのでしょうか?
いくつか挙げてみました。
・服の甘辛バランス
・服の配色バランス(配色や面積率)
・トップスとボトムスのボリューム感のバランス
・小物と服のバランスや小物同士のバランス
他にもいろいろありますが、ざっくりとこのあたりのバランスが整うと
グッと垢抜けてくるのです。
ファッションの甘辛バランスについて
雑誌でもよく使われる「甘口」「辛口」の表現。
ファッションのテイストのことを例えた言い方なのです。
<甘口>ガーリー・かわいい・お嬢様系
フリル・レース・ハート・リボンや比較的曲線的なアイテム
<辛口>カッコイイ・シャープ・都会的・シック・マニッシュ
すっきりシンプル・マニッシュで大人っぽい比較的直線的なアイテム
なんとなくイメージしていただけたでしょうか?
35歳からはこの<甘さ>の扱いについて慎重になっていただきたいです。
いい歳の大人女性が甘すぎるファッションでは「若作り」や「イタい」の
言葉を向けられかねません。
もちろん、ファッションは自由に楽しむものですよ。なので極甘ファッション主義を
貫かれるのもアリです。ただ、一般的にいわれる「垢抜けている」や「おしゃれな着こなし」という目的からは遠ざかってしまいます。もし、そこを目指すなら、
(ファッションの)極甘派から微糖派にシフトするなど、一旦「甘さ」を手放すことをおすすめします。
甘口コーデ大好きなのに・・・なんて悲しまないでくださいね。
ちゃんと大人の女性らしく甘さを楽しむ術はあるので、ご安心を。
どんな風に甘辛バランスをとればいいの?
早速、具体例で説明していきますね。
例①レース・フリル・リボンなどの甘アイテムは渋めの色をチョイス
同じようなレースアイテムでも色が渋い(黒・ブラウン・ネイビーなど)ものは、甘さを抑えることができます。レース以外の極甘アイテムにも同じ効果あります。
こちらは甘口ピンクレース
画像:RAKUTEN
↓ ↓ ↓
こちらは甘さ控えめネイビーレース
画像:SHOPLIST
例②彩度を抑えた色にする
甘口コーデは、色の彩度を低くする(くすみが入る)と甘さを抑えることができ
大人女子でも比較的着やすくなります。
くすみピンク/くすみオレンジ/くすみブルー/くすみグリーン
尚、トップスが甘い場合は、ボトムスに白を合わせると糖度が上がってしまいます。
ネイビーやブラック・カーキなど渋めを合わせると甘さが抑えられます。
例③小物を辛口にする
甘い服が好きということは、おそらく小物も甘アイテムも好きですよね。どうぞ心はいつまでも少女でいてくださいね。
しかし、大人の女性は甘さ100%のファッションでは、垢抜けにくいです。若い時にはなかった年齢サインが容姿に出てくるのも確かです。それが、甘さとマッチしにくいことが要因の1つなのです。
洋服を甘くしたならバッグや靴を直線基調やスッキリシンプルなものにして甘辛バランスをとりましょう!
画像:Ladys Me
例④グッとシンプル辛口コーデに甘口1点投入!
もはやこれが一番糖度低いです。洋服は辛口にしつつ、アクセサリーやバッグなどの小物1点に甘さを集中!私個人としては、これくらい微糖が好きです。
さぁ、あとは実践するのみです。
糖度を意識したファッションコーデ楽しんでみてくださいね。
いろんな角度でファッションをみてみると、新しい世界が広がりますよ。